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僕は土地の権利書と、宇宙船の打ち上げクルーから受け取ったお守りを手に月面に降り立った。夜が明ける。僕と宇宙船に日の光が当たる。そこにあったのは、僕が土地を買うずっと前に来て、人間と行動を共にし、帰って行く宇宙船を見上げた一台の月面バギーだった。僕はそっとお守りを鍵穴に差し込んだ。
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イカロスは溶けていく蝋の翼を見ながら、それでも飛ぶのを諦めなかった。蒸発する蝋は燃料となり彼の背中を押し、高温にさらされた翼は弾丸のように、そして刃のように鋭さを増していき、やがて大気圏を抜けると吹き付けて来るプラズマに彼の体を乗せた。振り返ると、地球に月が影を落としていた。
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一度誤解をした者は、誤解したことの正当性を探すことに必死になる。
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Posted on August 8, 2010 via 7tu6mb9lr with 43 notes
Source: 769.boo.jp
